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【発明の名称】 膣、肛門検査ビデオシステム
【発明者】 【氏名】陸 立辰
【課題】従来の膣鏡、肛門鏡は人間の目を近距離で観察し、画像の小さい及び照明、医者の視力の影響で、症状の早期診断はしにくい。

【解決手段】外套管の直径は現在膣鏡の半分以下且前端部は可開閉式楕円状で、膣に入れる時は、前端に閉じる、膣に観察により退出時は、前端は開き、また、CCDカメラは直接照明用套管、内、外套管と一体に移動ので、カメラのピント合わせ、照明の調整も一斉しないで、初心者も簡単に操作するもできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
CCDカメラが検査部に暴露ため、膣、肛門に挿入用装置。
【請求項2】
CCDカメラが検査部に光を与える光源装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCDカメラと挿入用外套管、内套管及び照明用套管をセットして、膣、肛門内に挿入し、内部の画像をモニターで表示し、前記器官における表面状態の診断に利用可能であり、医療に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の膣鏡、肛門鏡においては、補助光源により、医師が肉眼で近距離から観察する。(例:非特許文献1参照)。
また、すでに公開されている肛門検査用ビデオシステムがあるが、操作上の問題より、病院には普及していない。(例:特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平06−245903号公報(題1図)
【非特許文献1】
南山堂編「医学大辞典」南山堂出版、2001年4月10日、p.698、p.1356
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の膣鏡、肛門鏡は人間の目を通して近距離で観察するために、拡大することができず、また、照明、医者の視力等の影響もあって、たいへん見づらい。そのため、症状の早期診断が難しい、患者にもその画像を見せることができないために、患者への説明がしづらい、データの累積もできないがために診断が正確さに欠ける。または時間がかかる、などといった問題があった。その上、従来の膣鏡、肛門鏡はほとんど金属製であるため、繰り返し使用することにより、ある種の病気が院内感染する危険性も伴っていた。
【0005】
本発明は肉眼では見えにくい部分の拡大、膣、肛門部の連続映像の保存(データ化)を実現させ、また医師だけでなく患者もその映像を見ることを可能にする。また、患者の体内に挿入する内、外套管は使い捨て式とするため、院内感染の可能性は極めて低くなる。その上、患部の画像データを保存することにより、再診時の時の映像比較もできるようになるため、病気の早期発見や誤診を防ぐことにも役立つ。
【0006】
【課題を解決するための手段】
従来の膣鏡は、患者の膣に入れてしまうと動かすことができず、拡大はできるものの、子宮頚部周辺しか見られなかった。原因は膣鏡の移動と観察を同時に行うことができない点にある。図1に示される本装置の場合、外套管1の直径は現在の膣鏡の半分以下であり、また、前端部は可開閉式楕円状のため、膣に挿入するときは先端を閉じることができ、より簡単に挿入・移動することができるようになる。観察時は、内套管2を押すと外套管の前端は開き、徐々に退出は膣内の全体観察もできる。また、CCDカメラは照明用套管、内、外套管と一体になって動かすことができるので、カメラのピント合わせ、照明の調整などは一切必要なく、初心者でも簡単に操作するができる。
【0007】
本装置の外套管1の直径は現在肛門鏡とほぼ同じなので、肛門鏡としても利用できる。
【0008】
本装置の内、外套管は人体に無害なプラスチック製で、製造コストも低いので、使い捨て式で使うことができ、衛生的である。
【0009】
照明方法は図4に示されるように光の反射原理を用いて、白色LEDの光が照明用套管の端面に集まるようになる。
【0010】
外套管の内壁は2〜3mm高さの突出を設け、これにより、内外管の間の隙間をでき、この隙間は膣の中のおりものを引流し、活組織を取るため、機械の入り通路も作られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態は図面を参照して説明する。
図1において、図5のように外套管1の前端楕円部の割れ目を閉じたまま、外套管1を手で握り、膣に徐々に入れる。膣の奥を到着した後、内套管2を押すと、図6のように外套管の前端楕円部の割れ目が開き、内部の観察ができ、外套管を握って、モニターを参照しながら、膣から徐々に取り出していく。必要に応じて録画する。
【0012】
肛門検査は膣の検査と同様にして行う。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されているような効果を及ぼす。
【0014】
実際の映像を拡大し、モニターに映し出して見ることができるので、細かい病状の発見がし易い。
【0015】
画像データを患者にも見せることができるので、それに基づいて患者への説明がしやすくなる。また、累積した画像データとあわせて説明するとさらに説得力が増す。
【0016】
モニター画面に従って、活組織を取るなど操作をするため、操作を精密に行うことができ、患者の苦痛を減らすことができる。また、本装置の直径は従来膣鏡の半分以下なので、装置を挿入することによる患者の負担も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の全体イメージである。
【図2】外套管の前端楕円部の割れ目を閉じた状態での縦断面図と横断面図である。
【図3】内套管の縦断面図と横断面図である。
【図4】照明用套管の縦断面図及び光の反射原理図である。
【図5】CCDカメラ、照明用套管、内套管、外套管をセットして、外套管の前端楕円部の割れ目を閉じた状態での縦断面図である。
【図6】CCDカメラ、照明用套管、内套管、外套管をセットして、内套管を押して外套管の前端楕円部の割れ目を開いた状態での縦断面図である。
【符号の説明】
1. 外套管
2. 内套管
3. 照明用套管
4. CCDカメラ
5. 白色LEDの光源
6. モニター
7. データ記録用パソコン(ビデオ)
【出願人】 【識別番号】502385241
【氏名又は名称】陸 立辰
【出願日】 平成14年9月18日(2002.9.18)
【代理人】
【公開番号】 特開2004−105670(P2004−105670A)
【公開日】 平成16年4月8日(2004.4.8)
【出願番号】 特願2002−309002(P2002−309002)